活動報告(個人向け音楽療法)

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個人の音楽療法、現在は2名いらっしゃいます。
クモ膜下出血で麻痺が残った70歳の女性。
脳腫瘍を患い、手術から1年経ち、記憶障害が残った50歳の男性。
歌を愛するご本人たちに、ご家族がすこしでも希望を持ってもらいたいという願いを音楽に託して、任せてくださっています。
普段グループの音楽療法でやっているプログラムも実施しながら、より本人が好む曲やキー設定、楽器練習への移行などでの脳トレーニングと、音楽のトレーニング。
前者は3月から、後者は5月から通ってくださってますが、麻痺で呂律が回りにくかった女性は少しずつ滑舌がよくなり、歌唱力そのものも上がってきました。
男性は歌については高音がよく出るようになり、またキーボードでメロディーを奏でる記憶と指のトレーニングも、明確な目標ができて前向きな言葉を引き出すことができています。
 
2人とも人前で歌う、家族で演奏する、などの目標があるので、それを楽しみにしてより良い人生づくりに協力できることが、僕にとっても楽しみです。
音楽の力の無限の可能性を、感じさせられています。

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